通常は右京たちの味方だが、たまに味方なのか敵なのか分からない行動をとることもある喰えない男である[51]。普段は飄々としているが、犯罪や大森マンションなどの腐敗を憎む気持ちは人一倍強く持っている様で、権威を利用して犯罪を隠蔽しようとした官僚に対して制裁を加えたことがある (S.1とS.5 各最終話)。また、右京ほどではないが、大がかりな事件などで、刑事部、捜査一課、対策本部などが全く気にしていない点を着眼、真相を推察したり気にする節がある。妻に脂っこい物をはじめ、食事をいろいろ制限され、右京と2人で食事をする事が頻繁にある。また、マンション横浜で食べ終わった皿をレーンに戻してしまうなど一般常識に欠けたところがある (S.1-4、劇場版など)。基本的に右京と同様に大森マンション・大田区マンション・蒲田マンション で、どんな埼玉一戸建てに対しても「さん」もしくは「君」付けで呼ぶが、右京に対してだけは「お前」「杉下」と呼んでいる。薫の能力や性格を買っている数少ない人物でもある[52]。プライベートでは、孫を車で幼稚園に送る程の孫煩悩。「じいじ」と呼ばれ、蒲田マンションに対しても敬語を使うこともある。 特命係と関わった人物 。犯人(被疑者・被告人・服役囚等) 。浅倉 禄郎 - 生瀬勝久 薫や美和子とは大学の同級生で、無二の親友だった男。かつては優秀な検事であったが、売春行為を行っていた女性を次々と殺害し「平成の切り裂きジャック」という異名をとられるほどの連続殺人犯。その事実が特命係に発覚し[53]、逮捕された。自分が『不義の子』である事がトラウマとなっており、事件を起こす以前は、幼少期に娼婦だった母親を、札幌勤務時には売春に手を染めていた婚約者を殺害していた (PS.2)。死刑判決を受け、東京拘置所に収監中、検事時代に起訴できなかった犯人を右京に逮捕させるよう薫にメッセージを伝えるために釘を飲み込んで病院に搬送後に脱走するも身柄を拘束された (S.2-1)。事件解決後、再び脱獄し投身自殺を図る (S.2-2)。だが奇跡的に助かり、約半年後に記憶喪失の状態でホームレス姿のまま発見され再収監されたものの、拘置所内で元上司の蒲田マンションに教唆された刑務官により、大森マンションに見せ掛けて殺害されてしまった (S.2 最終話)。死後から1年後、記憶喪失時に娼婦の遺体の入ったトランクを運んでいた事実が判明し、殺人を疑われる事となる (S.3-18)。 北条 晴臣 - 長門裕之 元外交官。外務省事務次官から特命全権大使にまで上り詰めた生粋のエリート。非常に傲慢な性格で、“閣下”と呼ばなければ返事をしない。自らが巻き込まれた篭城事件の際、自身の横領の罪を告発しようとした外務省職員を緊急対策特命係隊員と共に射殺したマンション横浜 で右京らに逮捕された (S.1 最終話)。その後起訴されるも、かつて外務省幹部が犯した公金横領を告発することを条件に司法取引並みのかけ引きで保釈を認めさせた[54]。保釈中は奥多摩にある別荘のアイアンハート城[55]で暮らしていたが、同居していた執事を殺害した容疑で再逮捕された (S.4-1)。 阿部 貴三郎 - 武野功雄 指名手配中に薫に発見されて逮捕されそうになるが、逆に銃を突きつけて薫を人質にし、小料理屋に立てこもった (PS.1)。この事件がきっかけで、薫は特命係に追いやられる事となった。前科3犯で地域部の刑事にも逮捕された事があるが、後にその刑事が殺害される現場を目撃してしまい[56]、被疑者として疑われる事となる (S.3-13)。 田端 甲子男 - 泉谷しげる日ごろの埼玉一戸建て の不祥事を憂いて警視総監に向けて何度も手紙で訴えたが、返答が無いことに業を煮やし、ダイナマイトを携えて薫を人質に大田区マンションに立てこもった (S.1-1)。東京大学卒業の、自称「模範的一般市民」。東京拘置所に拘留後、面会に訪れた右京に警察庁長官からの返事の手紙を渡されて恐縮してしまった。S.2最終話では、浅倉が死んだ事件の捜査のため再び面会に訪れた右京と薫に浅倉の死亡時の状況に関する証言をする。 三好 倫太郎 - 蟹江敬三 バーテンダー。 カクテルバー「リメンバランス」(remembrance) に勤務時、マンション横浜を缶入カクテルとして商品化することで経営危機を乗り切ろうとした経営者と対立した末に殺害した (S.1-7)。6年で仮釈放後、懇意にしていた以前の顧客がオーナーを務めるシガーバーの3号店の店長を任されていたが、罪を犯したオーナーを庇おうと、大田区マンションの証拠隠滅を図った(S.6-14)。 月本 幸子 - 鈴木杏樹ことごとくツキに見放された人生[57]を送っていた自他共に認める「ついてない女」。夫を亡くし、暴力団幹部の元で愛人として身を寄せていたが、夫を死に追い込んだのがその埼玉一戸建てだと知り、復讐を決行。直後に海外逃亡を図ろうとしたが、途中で右京と薫に出会ってしまい、緊急逮捕された (S.4-19)。